今日は、葬儀業界の未来についてお話ししたいと思います。
2025年、ボリュームの多い団塊世代が全員75歳に突入します。
現在の日本では、高齢化社会と言われていますが、実はこれからが本番なのです。
最近ニュースで、高速道路での車の逆走など、高齢者の事件が少しずつ増えています。
高齢者の人たちは、自覚がないまま、行動起こしている場合があるため、彼らにも悪意はありません。逆走していることすらわからないのです。
このようなことが、葬儀においても今後は起きてこようとしています。
例えば、出棺時に道に車を出す時、霊柩車とぶつかってしまったりするかもしれません。
葬儀社としては、無理をなさらず、会葬を辞退するか、
誰かと一緒になって、乗せていって欲しいところですが、
普段の付き合いのない家族や親戚同士だと、乗り合わせをせずに、各自自分たちでいくことが増えてきている印象もあります。
いまでさえ、こういうことが起こっているので、
今後のお葬式は、どうなっていくことでしょうか。
なにかあってからでは遅いので、
私たち葬儀社は、常に「かもしれない」行動をとっています。
それでも予想しないことが起こることでしょう。
葬儀については、葬儀社にお任せして頂きたいところですが、
葬儀以外について、ご対応できないこともあります。
こういった部分は、私たち葬儀社では対応できかねませんので、お客様自身で対応して頂く必要が出てきます。
だから、これからは、お客様とより一層に、連携をとって、ご一緒にお葬式を進めていく姿勢が大切なのではないかなと思っています。